ポケットタイプのオシロスコープ、miniDSO DS201を買ってみた
動機
作ってる回路の電圧の波形みたい・・・作ってる回路の電圧の波形みたくない?
・・・整流回路を作るにあたり、ちゃんと整流されているか確かめたいと思い、簡単なのでいいから自分のオシロスコープが欲しくなったわけです。
miniDSO DS201を選んだ経緯
オシロスコープって普通に買おうとするとめちゃめちゃ高くて安くて5万円みたいな世界で死ぬ。
とにかく安く買いたい私が候補に挙げたのは以下の3つ。
-
LCDオシロスコープキット(白抜きLCDタイプ・SMD実装済)06204KPL: 組み立てキット 秋月電子通商 電子部品 ネット通販
-
Amazon.co.jp: ポケットサイズ デジタル オシロスコープ Nano ARM DS202 タッチパネル操作 8MBメモリストレージ 2MHz 10Mps: カー&バイク用品
まず1つ目、キットはとにかく安い!!けど、評価するものまで自作するのはちょっとこわいなっていうのと、カラー画面じゃないので早い段階で候補から除外。
悩んだのがDS201かDS202。主なスペック比較は下記リンク参照。
DS201が1チャンネルで9680円、DS202が2チャンネルで17980円・・・。
他のスペックはそんなに気にしなかったけどチャンネル数でかなり悩んだ。そして1チャンネル増えるだけでなぜこんなに高くなるのか・・・。
結果、DS201にしました。理由は、どちらを買うにせよ、もっとちゃんと測定したくなったらちゃんと良いUSBオシロ買うだろうと思ったから。なのでコスパを重視してDS201にしました。
Amazonの方が1000円以上やすかったけど、応援の意味も込めて(?)ラジオデパートの東映無線で購入しました。
ついでにこいつに使うmicroSD(2GB)も一緒に購入。
9680+400=10080円。なかなか大きい買い物。。。
DS201を使ってみた
箱の中身はこんな感じ。(カメラ割れてて画質荒くてスミマセン・・・)
本体、プローブ、USBケーブル、pdf印刷しただけと思われる英語の説明書。
電源つけてみた。
なんかもともと謎な波形が登録されていた。(ピンク色の波形)
EX→offにすれば消えたけど、電源入れるたびに表示されてうっとおしい。設定すればなくなるんかな。
せっかくなので僕らの家庭用AC100V測ってみた。
刺さってるコンセントのオス側1本にプローブのフックを、もう1本にグランド端子をつけるだけ。
(この測定方法で正しいのかわからない)
無事ちゃんと波形がでたー(^o^)
ちなみにmicroSDにもちゃんと保存できた。
使ってみた感想
- ちゃんとしたオシロと比べると激安だから不安だったけど、ちゃんとオシロっぽい画面&使用感でよかった。まだ使いこなしきれてないけど、オシロの最低限の機能はあると思う。
- Amazon等で操作性が酷評されているが、そこまででもない。説明書なしでもある程度はできる。ただ、直感的でないのは確か。(上下に移動させるには左右ボタンを押す、だったり。)
- 波形は見れるけど、数値が見づらい。X軸もY軸も左下に数値が表示されるので、Y軸の値とX軸の値が同時に見れない。あとVmaxとかVminとかは「Me」→menuで見れるけど、これまたどれか1つの値しか見れない。
- バッテリー内蔵&USB充電なのはありがたい。
- 設定は電源落とすたびにリセットされるっぽい。ちょっと困る。
- プローブがとれやすい。これはちょっとかなり困る。
まあ値段の割にはちゃんとしてるんじゃないでしょうか。
このコンパクトで手軽に使える感じが結構気に入ってます。
にしてもハードが思いっきり音楽プレーヤーで笑うしかないです。オシロスコープなのにマイクとイヤホンジャックがあるよ!!!!
ていうか今説明書読んだらファームウェアアップデートしましょうって書いてある!!!
アップデートしたら良いことが起こるかもしれないからアップデートしてみよう。
なんか変わったら追記します。
以上、初myオシロスコープ体験記でしたー。